平成25年12月28日  平成医療福祉グループ「若草会」30周年忘年会開催

日頃から大変親しくさせていただいている、武久洋三さまが理事長として率いる病院・介護施設の平成医療福祉グループの30周年記念・関西地区忘年会が平成25年12月27日神戸ポートピアホテル、12月28日・29日ホテルオークラ神戸で出席者1日各約1000人、合計3000人で開催されました。
出席者は武久理事長が日頃から大切にしている、日夜頑張ってくれている看護婦さん、介護士さん、お医者さん、事務員さんなど従業員の皆さんがほとんどです。
確か9月頃「横尾さん、病院関係者の忘年パーティーをするのだが、盛り上げるためオペラ歌手を連れてきてくれませんか! 横尾さんももちろん出席してもらわないといけませんよ!」
そんな大規模の連続パーティーは私も初めてながら、28日、29日のホテルオークラ神戸のパーティーをおそるおそるお引き受けしたのでした。
今回はソプラノ中川京子さん、ソプラノ高島優羽さんに出演および企画を依頼しました。

1回1000人ものパーティー???  それも椅子席で???   疑い半分と期待半分でしたが、いざ当日になりパーティー会場前の案内図を見るとやはり10人椅子席の丸テーブルが110テーブル並んでいました。受付周辺は看護師さん、介護士さんと見受けられる若い華やかな男女で大混雑。にもかかわらず、いざ入場案内となると整然と皆さんパーティー会場に入場され、アロー・ジャズ・オーケストラのウエルカム演奏がみなさんを迎えてくれました。
 
一堂着席したところで、照明が消え会場はいったん暗くなりました。不思議に会場のざわつきが止みました。暗くなった会場の舞台檀上に高嶋優羽さんが登場。照明がぱっと明るくなるや否や、ヨハン・シュトラウス作曲ワルツ「春の声」をピアノ伴奏で始まり、優羽さんの「春の声」の歌が始まりました。聴衆みなさんもすぐに惹きつけられて、夢のなかにいるような雰囲気でした。この曲は8分間と結構長い曲です。
ニューヨークで誂えたという鮮やかなグリーンの裾長広のパーティドレスで、場内を包む魅力的な歌声は、1000人のお客様を魅了したのであります。
さすが1年間のニューヨークでの修行から12月10日に帰国して、いきなり年末恒例の大阪フィルハーモニーのベートーベンの第9交響曲の演奏会も2回ソリストをつとめ、その他小さな演奏会も忙しくこなすだけのことある。と感じ入ったのであります。
「横尾さん、私の挨拶の前にオープニングとして、歌を一発かましましょう!」と武久理事長のアイデアどおり、パーティー客の心をくぎづけにしてしまいました。

そのあと、武久理事長のやや長めの挨拶(優羽さんの歌への感嘆の溜息から始まり、従業員各位への感謝の言葉と今後のグループの方針)それから来賓お二人のご挨拶がありました。

そして、コンサート第二部として、ソプラノ中川京子さん、バリトン江口輝博さん、ピアノ高島春樹さん、それにソプラノ高嶋優羽さんが再び登場して始まりました。

我々の前から姿を消し、長らくご無沙汰していたソプラノ歌手・中川京子さん。東京国立音楽大学・名誉教授・田口興輔氏の直弟子で、その実力は誰もが認めるところです。妖艶に見事に歌い上げて観客を魅了しました。アロー・ジャズ・オーケストラのベースも伴奏に入れながらの「サマータイム」は秀逸でした。
バリトンの江口輝博君は、素人の私には、これから磨けば光る宝石の大原石のようでした。
力いっぱい歌ってくれました。高島春樹君のピアノ伴奏は非常にリズムがよく、これがクラシック本流なのか亜流なのかよくわかりませんが、素人の私には、上手であり且つ非常に非常に魅力的なものでした。

音楽コンサートのプログラムは以下のとおりです。



ソプラノ
バリトン
ピアノ伴奏
中川京子さん、高嶋優羽さん
江口輝博さん
高島春樹さん


オープニング
 ヨハンシュトラウス作曲 ワルツ「春の声」
  by 高嶋優羽


第二部
イタリア・カンツォーネ「フニクラフニクラ」
登山電車で赤い火を噴くあの山へ登ろう!登ろう!
by 江口輝博

ジョージ・ガーシュイン「サマータイム」
オペラ「ポーキーとベス」の中のアリア。現在はジャズのスタンダードナンバーになっています。
by 中川京子

レオン・カヴァレロ作曲「マッティナータ」
朝、窓辺から彼女に語りかけるカンツォーネ。
by 江口輝博

竹久夢二作詞・多忠亮作曲「宵待草」
by 高嶋優羽

イタリア・カンツォーネ「オーソレミオ」
私の太陽!
by 江口輝博

プッチーニ作曲 オペラ「トスカ」より「歌に生き恋に生き」
絶望のなかで歌姫トスカは歌と恋に生き、信仰を守ってきた自分を何故に神は見捨てるのか! と嘆き歌います。

レハール作曲 オペレッタ「メリーウィドウ」よりワルツ二重唱。
by 江口輝博 & 高嶋優羽



そして、食事タイムとなりました。
前日に武久理事長から「横尾さん、パーティーの乾杯の発声頼みますよ」「やめてください。私は部外者ですから…」「アカン、アカン」と言われて結局お引き受けしてしまいました。
とにかく私は、「ここに集まって下さった看護師さん、介護士さん、お医者さん、その他医療介護関係のみなさんに、患者を代表してお礼申し上げます。日頃言いたいことも言わず。泣きたいこともこらえ、腹のたつこともおさえ、患者のため頑張っていただいて本当に有難うございます。」という意味のショート・スピーチで乾杯の音頭をとらせていただきました。

そして、アロー・ジャズ・オーケストラのバンド演奏の中、食事タイムとなりました。

頃を見計らって、司会者の紹介で各系列病院の代表者によるのど自慢大会とかくし芸大会が始まりました。
各選手出場の時は同じ職場で働く同僚がステージ裾に集まり、「がんばれ!」「○○病院!」といった手作りの旗や横断幕などで応援合戦も繰り広げられ、それはそれは賑やかなことでありました。
終盤には武久洋三 理事長および令夫人 郁子さまが自らそれぞれ一曲ずつ、プロ顔負けの腕前の艶歌? を披露され、会場は興奮の渦。
そのまま今度は武久理事長がロカビリー「ダイアナ」を歌を混じえてステージで踊り出すと、若い従業員男女が次々と檀上に駆け上がり踊り出し、ステージ下まで踊りで溢れました。武久理事長はお医者さんから宗教教主に転じたのかと間違える興奮のるつぼの中でお開きとなりました。

これだけの出席者で帰りはクロークなど大混雑するのでは? と心配しておりましたが、私達外部客に迷惑かからないように配慮されており、従業員の皆さんは誰ひとり席を立とうとはせず、私達を見送ってくれました。大した統率力! とこれまた感嘆したのであります。
こんな盛大なパーティーに2日連続で出席させていただき、今年は例年以上に幸せな年末となりました。

平成医療福祉グループは従業員1万人余り。日本有数の医療福祉グループとのことです。
今回のこの規模の忘年会を、東京、横浜、神戸、徳島と合計7回開催されたとのことです。



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