平成22年1月12日  運の強い人・運の強い会社

どうも人間には運に恵まれている人と、まじめに努力を重ねているにもかかわらずなかなか芽が出ないでいる人とがいるようです。
経営状態のよい社長達の多くは運に恵まれていると思いますが、彼らに共通しているのは、 ' 覇気 ' ' 元気 ' ' 活気 ' があるということです。
そういう運気のあることです。そういう運気のある人には類似したタイプの人達が集まり、勝ち組の情報を持ってくるので、さらに上昇スパイラルに乗っていく傾向があります。

逆に、会社経営がうまくいっていない社長達は思考もネガティヴで、過去の常識に縛られている人達で群れをなしています。お互いに " 不景気 " を感染しあって、無意識のうちにその暗い現状を受け入れてしまっています。

どうもこのことが気になって、過去20年ほどの間に付き合ってきた人達一人一人をゆっくり思い浮かべてみると、運の良い人は、やはり運の良い人達と付き合っていました。
なかには自分は運が良いと思い込んでいて、「私は運が良い」ということを明言している人も少なくありませんでした。
さらに気が付いたことは、運の良い人達は必ずしも頭の良い人とは限らず、それよりも " 素直さ " や " 即行動 " という共通項のあることがわかりました。
逆に、運に恵まれていない人達は、真面目で、頭が良く、知識も豊富なのですが、ことごとく結果が裏目に出てしまっていました。多分、方向性がチョットばかりズレていると思うのですが、一生懸命努力すればするほど悪い方向へ向かっていく人がいるものです。
そういう人の交際範囲を良く観察してみると、ほとんど運から見放された人達ばかり。
共通しているのは割と " 反抗的 " で、グチグチ言ってなかなか " 行動に移さない " タイプが多いように感じます。

あの社長の下にいると、あの会社の社員でいると、あの人と一緒に仕事をすると、何故か人生の歯車が狂い全て悪い結果になったという人達がいます。その反対に、あの人と付き合い出して、あの上司の下に就いてから、あの会社と取引してから、大した努力もしていないのに全ての結果がことごとくうまくいくことがあります。
世の中には、どうも " 悪い運気をもたらす人 " と " 良い運気を運んでくる人 " とに分かれるようです。

以上はある会合での会長のスピーチでした。



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