平成26年6月4日 『ゴールデン・ガーラ・コンサート2014 KANSAI』にご招待頂いて

5月20日(水)兵庫県立芸術文化センター神戸女学院 小ホールにて、コンサートに招待頂きました。
フヨウプレカット株式会社の2012年クリスマスパーティーでもご演奏下さった、ソプラノ歌手 喜多美幸さんがご出演されるということで、わたくし自身オペラに関しまして浅学ではありますが、チケットを頂いたその日から、毎日楽しみにしておりました。

会場に到着致しますと、同じくコンサートを楽しみにされていた方々がパンフレットを片手に、心躍る様子でお話しされていて、その会話の中には、「イタリア」、「舞台」、「衣装」、「ヴァイオリン」など、わたくしの日々の生活では滅多に耳にしませんような、華やかな言葉が飛び交っておりました。会場は、日差しのようなライトが全体を優しく照らしており、うすい色の木製の舞台に、演奏される方々の衣装がどれだけ映えることか、と思いを巡らせながら、開演を待ちました。

第一部は、ピアノソロ、ヴァイリンソロ、ピアノトリオの演奏で
第二部は、ピアノ伴奏に乗せてのオペラ演奏
でありました。海外でもご活躍の皆さんの演奏に、ただただ聴き入るばかりでした。

ゴールデン・ガーラ・コンサート2014関西公演は、日本音楽業界の草分けとして礎を築いた音楽家 グラン・マエストロ中川牧三さんの七回忌 追悼特別記念でありまして、マエストロ中川さんが、日本に如何にして音楽というものを広めたのか、夢を抱く若者達の育成、その想いと技が時を越えてたくさん孫弟子・曾弟子に引き継がれていること等お話があり、わたくしの出身大学の創設者であります世耕弘一先生の一生を思い出し、その情熱と愛情で若者を包み込み、世に羽ばたかせるということを成し得た、この時代の草分け的存在の方々の偉大さに、どのようにしても頭が上がらないと、そう感じました。

さて、第二部は、お逢いできるのを楽しみにしておりました、喜多さんの演奏で御座います。以前、喜多さんと別のパーティーでお席をご一緒する機会がありまして、素敵な笑顔で、あまりにも親しくお話して下さるので、勝手ながら、お友達になれたような気持ちでおりました。その際、私生活のことをお聞きしましたら、大変ご多忙で、しかし充実した日々を送っていらして、自分自身と比べ、これ程まで違う生き方があるのだなぁと思った事を覚えております。今回のコンサートで更にその思いは大きくなり、幾度かのご衣装替えや、キラキラしたアクセサリー、ライトに照らされ、喜びや悲しみを歌う喜多さんの生き方を大変羨ましく思いました。
最後は、オペラ歌手・楽器奏者の皆々様全員での大合奏で幕は閉じられました。
わっ! と拍手が湧きました後、夢から醒めた様に立ち上がりました。


綺麗な衣装や宝石や舞台やライトを、簡単に「羨ましい」と申しましたが、それらは努力した人の為に在るのであります。自分自身は、今そのように努力できているのか、このままで良いのかと、思いを巡らせることとなりました。「こうなりたい、あれがしたい」という気持ちがあるならば、その為の努力が足りているのか。現状に甘えてしまうのは、わたくし自身が弱いからです。

イタリア声楽とは、どれ程有名なオペラ歌手も、「極める」ことは難しく、終わりがないと聞きました。その「終わりがないこと」を追い続ける方々の情熱溢れるコンサートに、胸を熱くして帰路につきました。音楽で心を動かすとはこういうことだ!と言われたような一夜でありました。

素敵なコンサートに招待頂き、有難う御座いました。


                                藤田 彩夏


ゴールデン・ガーラ・コンサート 2014 KANSAI ポスター(PDFファイル)


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